フィジカルの強さについて

フィジカルミニバス女子あるある
フィジカル

最近では相手チームのアップを見ただけでその試合での勝利の確率がわかるようになってきました。

それは体格の違い、パスの強度、シュートの正確さ等ありますが総称してフィジカルの強さが勝敗に大きく影響する事を確信したからです。

県大会の交流試合にて

わが県では毎年12月の後半あたりに冬季県ミニバスケットボール大会と銘打って大規模な大会が開催されます。各地区を勝ち抜いて選ばれたチームが本戦であるトーナメントに出場できます。

残念ながら地区で勝ち抜く事が出来なかったチームは"交流戦"というのに出場が出来ます。

我がチームはと申しますと…….交流戦出場となりました(汗)

考え方ですが本戦のトーナメントは一回負けたらそれでおしまいですが、交流戦は三角のリーグ戦を行うので勝っても負けても2試合は必ず試合があるという事になるのである意味そっちの方が良いという考えもありますが….。

わが県では実質この大会が6年生にとって最後の公式戦となるので本戦だろうが交流戦だろうがどのチームも勝利して公式戦を終えたいというのがあります。

なので対戦するチームがどんな感じなのかみんなドキドキして会場に足を運ぶことになります。

対戦相手のチーム

会場入りして監督者会議が終了して僕らのチームは第一試合。アップをするようにキャプテンに指示を出して対戦相手のチームに目をやると……。

まーくん
まーくん

お、終わった……。

チームを率いて約3年になるころでさすがに少しは場数も踏んでいましたしまた交流戦なので勝利に対して多少自信をもって挑んだ大会でした…..が交流戦に出場するチームのはずなのに対戦相手のチームはまるで中学生””のようでした。

次女
次女

お父さんなんかあっちのチーム大きくない?

まーくん.
まーくん.

た、大したことないよ…同じ小学生だし….

とはいったもののアップの動きを見てみると体が大きいうえにあきらかに動きが早い!さらにドリブルがとてもうまい!そのうえパスがとても力強い!!

完敗でした…….。

試合後、相手チームの監督さんと少し言葉を交わす事が出来ました……。

聞くとそのチームは県の北部地区のチームで今年はどのチームも力が似通っていてあと少しのところで本戦への切符を逃がしてしまったとの事でした。

まーくん
まーくん

どうもありがとうございました。

監督c
監督c

お互い次の試合も頑張りましょう!

1勝でも上げたい….とは思っていましたが運の悪い事に次の対戦校はなんと同地区のチームでした。

しかもその年度、一度対戦したことがあって負けていました。

そのチームとはそこまで差はありませんでしたが1人だけずば抜けた子がいてやはり体格が良く動ける、ドリブルできる、シュートもできるしパスも上手い…。

善戦はしましたがやはりその子のワンマンプレーにやられて惜敗してしまいました….。

体格差について

現在のバスケットボールは昔と比べてだいぶ変化してきました。

大型センターがペイントエリアを支配して得点を重ねていたひと昔にくらべて外角シュートを中心としたゲームの組み立てが主流になってきました。

記憶にもまだ新しい東京オリンピックでの全日本女子バスケットボールチームの銀メダル獲得。

NBAではスティフン・カリーのような3ポイントシュートを最大の武器にして活躍するプレーヤーやニコラ・ヨキッチのようにパスもでき外角のシュートもできるいわゆるストレッチファイブと呼ばれるプレーヤーまで様々です。

外角シュート中心の現代バスケットではありますが勝負どころで最後にものを言うのはやはり身長、高さ、体格です。

最近ではW杯アジア地区2次予選でイラン代表と対戦した男子日本代表でしたが善戦したにもかかわらず最後は相手の高さに屈したかたちで68-79で敗れました。

この体格差がもっと顕著に表れるのがミニバスのカテゴリー、ミニバス女子は更に体格差に影響を受けると思います。

余談ですが僕らのチームが所属する小学校では毎年卒業シーズンになるとお世話になった先生を招いて生徒とのバスケットボール親善試合を行っています。

男性の先生も混ざって試合しますがほとんどがバスケ未経験。それにもかかわらず試合は先生チームが勝ったりもします。

これはバスケが上手い下手に関係がなく単なる体格差、フィジカルの差であることがわかります。

同じことがカテゴリー間でも起こります。

たとえば小学生ナンバー1のチームが中学ナンバー1のチームに勝てないように同じことが高校、大学、さらには一般、プロチームと起こっていきます。

技術の差はもちろんあるのかもしれませんがほとんどが体格差、フィジカルの差に起因していると思われます。

まとめ

体格、身長、こればっかりはどんなに優秀な指導者、監督でもどうしようもありません。

身長を伸ばすことをコーチングできませんしもって生まれた体格も変えようがあります。

しかしフィジカルの強さは違います。

こんな事がありました。

練習試合、そのチームとは初めての対戦で体格、身長は完全に負けていました。

しかしアップの際にみるとフィジカルはそうでもない。

身長で劣るも走って、大きい相手にはダブルチームで対抗、速さとフィジカルでその試合は勝つことができました。(このお話は娘が6年生の頃のお話です。前後してすみません 汗)

前述した通り体格、身長はなかなか自分ではコントロールが難しいところがあります。

しかしながらフィジカルの強さ、走力、体力、腕力、体幹等は鍛える事が出来ます。

諸外国チームにくらべて体格、身長に劣る我々日本人が彼ら、彼女らに対抗するにはフィジカルの部分を強化する事だと思います。

それと同じことがミニバス世代でも言えると思います。強い体があると技術を吸収できます。
逆に言えば強い体がなければいくら技術を教えても吸収できないのです。

強い体にだけ技術が宿る……。

楽しく練習しながらフィジカルも鍛えて技術を習得していつの日か県大会の本戦に出場できるチームを育てられるように頑張ろうと決意を新たにしました。

love
love

コメント

タイトルとURLをコピーしました