シュートの角度について

basketball shootバスケ練習
basketball shoot

みなさんはどれくらいの角度をつけてシュートを放ってそれがどれくらいの入射角度でリングに吸い込まれればばシュートの成功確率が上がると思いますか?

結論から言ってシュートを放つ際の角度は約50度くらいで、リングに吸い込まれる入射角度は約45度くらい…だそうです。(ネットで色々検索した結果です 汗)

かといって分度器などをもちあるいていちいち角度を測るわけでもないし最終的にはその個人の感覚とくことになってくると思います。

シュートの角度は個人の感覚に大きく影響される!!

シュートは空間に放つ!!

個人のシュート感覚という事でいえばこの選手の右に出る者はいないのではないでしょうか….。

スティフィンカリー選手….

スティフィンカリー選手

名実共にナンバー1シューターと言っていいと思います……が僕はもう一人の選手もすごいと思います。

富永啓生選手….

冨永啓生 選手

高校3年次のウィンターカップで平均39.8得点というスタッツを残し得点王に輝いた富永啓生選手。桜丘高校卒業後は、アメリカのレンジャー・カレッジでプレイしその得点能力を遺憾なく発揮。2021年秋からNCAAディビジョン1のネブラスカ大学でプレイしています。

この2人の選手の共通点として挙げられるのが言うまでもなく人並外れたシュート力

さらにどこからでもシュートが打てるシュートレンジの広さ。

冨永選手に関してはチームのロゴマークがはいっているセンターサークル付近からでもシュートを決めてくることからそのシュートを"ロゴケイ"と命名されているそうです。

ここまでのシュート力とシュートレンジの広さ、もはや神業です。

この二人のシューターははたしてリングを狙ってシュートを放っているのでしょうか?

おそらく感覚的にリングに到達する前の空間にボールを放り投げるような感じだと思います。

実際冨永選手はボールを放り投げるような感じだとコメントしていました。(確かそうだったはずです 汗)

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最高到達点をねらって打つ!

まーくん
まーくん

残りの時間は各自シューティング!!

子供たちの好きな練習のひとつ、シュート練習。

各自好きな位置からシュートを打つのですが必ずと言っていいほどみんながチャレンジするのが超ロングシュート!!

今で言うディープスリーと言ったところでしょうか?

それを何も言わずに眺めていると一生懸命にボールをリングに届かそうとしてすごい格好になってシュートを放っています。

体を前に放り投げながらシュートを打つ子….エビぞりになる子….体がくの字に曲がる子…..

特にミニバス女子、低学年ならなおさらですが腕力がまだまだなのでどうにか腕以外の体を使ってボールを前に飛ばそうとした結果そのような体勢になってしまったのです。

そう….彼女たちはリングを狙ってシュートを打っているのです!!

次女
次女

えっ?シュートってリングをねらって打つんじゃないの?

リングを狙うのは間違いではないのですがリングを狙って自分とリングをむすぶその直線状にあるボールの最高到達点を狙ってシュートを放つ!が正解かなと思います。

嫁

つまりどうゆう事??

つまり丸いリングに丸いボールを入れるのに一番確率が高いのはリングの真上からまっすぐリングに落とす!!

もちろんそれはほぼ無理!!

なので一番確率がよくなるのは角度は約50度くらいで、リングに吸い込まれる入射角度は約45度くらいというかとですがそれを感覚的に可能にするのが放物線を描いてリングに向かうボールの軌道の最高到達点を狙ってシュートを打つ、というよりボールを放つという結論に至りました。

スウィープアンドスウェイとは?

体を前に放り投げながらシュートを打つ子….エビぞりになる子….体がくの字に曲がる子…..

その子達はリングに目線を置いてそしてそのリングという目標物にボールを届かそうとして結果そのような格好になっているのです。

最高到達点を狙ってシュートを打つ事により目線がリングよりも上に行きます。

するといつもより顔を上げるので多少体が後ろに傾きます。それでシュートを打つと打った後に着地した足が頭よりも前で着地していることに気づくと思います。

実はこの足と頭の位置にシュートを飛ばす秘密があるのです。

それがスイープアンドスウェーという技術です。

動画をご覧になるとスイープアンドスウェーにも何種類かあるのが分かると思います。
しかしどれもシュートを打った後、着地の足は頭より前に位置しています。

それが一番顕著に出ているのが両足スイープのダークノビツキー選手です。

もう引退してしまいましたが、現役の頃には213センチという高身長ながら外角シュートを得意としこの両足スイープアンドスウェーシュートで得点を量産していました。

ミニバス女子、特に低学年ではボースハンドシュートが大多数だと思います。

なのでノビツキー選手のような両足スイープアンドスウェーの方が効果的ではないかと思います。

ちなみにスイープとは"掃く"という意味でスウェーは"ボクシングの顔面をねらってきたパンチを、上体を後ろへそらせることによってかわすもの"という意味です。

スイープアンドスウェーにも色々あり自分に合ったものを探そう!!

なぜ飛距離がのびるのか??

動画にもあったように体の中心(骨盤あたり)を中心として頭が後ろへ、そして足が前に移動しようとする円運動が起こる事によってその力がボールに伝わり飛距離が伸びるという事でした。

また無理に足を前に、頭を後ろにとやってしまうとせっかくの自分のシュートフォームを崩すことになりかねないのであくまで自然にスイープアンドスウェーがでるのが理想です。

自然にスイープアンドスウェーが出るのが理想です!!

まとめ

最初はリングの位置を確認し、その後目線をリングよりも上にし、リングと自分とを結んだ直線のシュート軌道の最高到達点を狙ってシュートを放つ!

結果スイープアンドスウェーが自然に出るようになると思います。

僕の次女(現在中学2年生)にもスイープアンドスウェーの事、目線、最高到達点を狙ってシュートを放つ事を伝えるとシュートの軌道がきれいな弧を描くようになりシュートの確率も安定しました。

ちなみに彼女は6本シュート(右手の指5本に左手の親指が少しボールにかかる)で右手がメインなので右足だけが前に出るタイプのスイープになってスウェーの方はあまり顕著には見られません。

個人によって色々な種類のスイープアンドスウェーがあると思いますが、無理に出そうとしてシュートフォームを崩さないようにしたいものです。

その為にも単に最高到達点を狙ってシュートを放つを実践して自然な形でスイープアンドスウェーがでて飛距離とシュート確率が安定するように練習させてください。

夕日
夕日

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