ラビットシュート

basket ballバスケ練習

ドリブル、パス、シュート、どれも大切なスキルですが、ではどれを最初に優先して教えるかになると僕はドリブルを優先してきました。

しかしながらバスケは点取りゲーム。

まーくん
まーくん

やっぱシュートも大切だよね!!

という事でシュートを教える事に…..。

女子のシュートについて

昨今女子についてもワンハンドシュートが推奨されてきています。

やはり理由としては特にリング下でディフェンスがいてコンテストシュートの状況になった時にディフェンス側の手で相手のブロックの手をかわし反対側の手でフック気味にシュートをはなつ。

カテゴリーが上に行けばそれは顕著になると思います。

またボースハンドだとどうしても体がリングに正対してないとシュートを打つことができない!!という欠点があります。

あとステップインシュートの際にもやはりボースハンドではなかなかシュートを放つのが難しくなります。

ですが全日本の代表選手でもボースハンドで3Pシュートをバンバン決めている選手がいるのも事実です。

ワンハンド、ボースハンド どっち??

結論から言うとどっちでもいい!!になると思います。

ただし…

シュートが入れば!!です。

で、一番いいのはリングに近い場所でコンテストシュートの状況ではワンハンド。

リングから遠く離れた3Pライン付近のシュートはボースハンドと使い分けがいいと思います。

どうしても女子は男子に比べて筋力が強くないです。

特にミニバス女子、1~3年生ならなおさら打ったシュートがリングに届かないのです。

根気強く体の使い方を教えていけば中にはうまくできる子もいることはいます。

ワンハンドが推奨されているのも重々承知しているがそれを低学年のミニバス女子に強いて教えて果たして彼女たちは楽しいだろうかと考えました。その結果….。

まーくん
まーくん

片手でも両手でもいいよ!!

そう、シュートは片手でも両手でもどちらでもよい事にしてそれからシュートの練習に入ることにしました。

ボールの持ち方

一応‘‘ミニバス女子を中心としたブログ‘‘なのでボースハンドの持ち方を説明します!
まずは床に置いたボールに両手を添えるのですが両手の親指がボールの中心に向かってハの字になるように置いてください。その時親指同士がくっつきすぎたり離れすぎたりしないように下の画像を参考にしてください。

ボールの持ち方
両手の親指がボールの中心に向かってハの字になるように!       その時親指同士がくっつきすぎたり離れすぎたりしないように!

シュートの構え方

上の画像のままの持ち方でボールを保持してそのままおでこの前まで持ってきます。その時におでこに近づけすぎないようにまた離しすぎないようにしてください。その際に目の前にボールが来るとリングが見えないのでボールの最下部とリングが重なるぐらいの位置にボールを調整してください。
またボールを持つ手のひらはできるだけ天井を向くようにしてください。目安は手首にしわができるくらいです。そして手のひらは出来るだけボールに触れないようにして指先付近(第二関節あたりまで)で保持するようにして下さい。(下の画像を参考)

シュートの構え
ボールを保持するときは指先付近で!手のひらは天井に向けて手首にしわができるように!
シュートの構え 横
おでこに近づけすぎないように!!
ボールの最下部とリングが重なるくらいの位置にボールを調整!!

シュートを打つ際の注意点!!

上で説明のあったシュートの構え方から実際にシュートを打つのですが、注意点がいくつかあります。
おでこの前からシュートを打つ(リング下)のですがシュートをリングに届かそうと力んでしまってボールがあごの下にきてしまい結果あごが上がり力がボールにうまく伝わらなくなります。あとシュートを放つ際に指が床を向いてしまういわゆる‘お化けの手‘‘になってしまう子もいます。これもボールにうまく力が伝わらないので指が‘‘モグラの手‘‘両方の親指が床を向いているになるようにして下さい。

お化けの手
モグラの手
上左の画像はいわゆる‘‘お化けの手‘‘。シュートを放った後にこの指だとうまく力が伝わらない!
上右の画像は‘‘モグラの手‘‘。両方の親指がを向いている。シュートを放った後この指になるようにしてボールを前にとばすというより下から上に持ち上げるような感覚で打つようにして下ください!

ラビットシュート

まだ筋力が十分に備わっていない小学生低学年、特にミニバス女子では腕や手首だけではリングにまずボールが届きません。

やはり飛距離を出すためには腕や手首以外の体の部位を上手に使うことが必要です。

いわゆる体の各部位の連動がカギになります。

このラビットシュートという練習はシュートの際に足から出た上方に押し出す力を体幹部を通して腕に伝え最終的にはボールにその力を伝える体の各部位の連動を習得するのにとても良い練習です。

これは近隣校で常に県でも上位に入る強豪校の安西先生(仮名、しかし容姿は似ております!!)から教えていただいた練習です。まずは動画をご覧ください!

ウサギのようにぴょんぴょんはねながらリングに近づきシュートを打つのでラビットシュート!!

次女<br><br>
次女

お父さん、そのまんまだね!

ネーミングは置いといて…..リングに近づいていく際にはぴょんぴょん跳ねながらもボールはおでこの前に保持したままにしてジャンプとシュートがタイミングよくいくように指導してください!

この練習を行う事で….
シュートを打つ際に体の各部位を連動させて打つ事が出来る!
おでこの前からシュートを打つ事を徹底することでボールを下げなくなる。
のちのちジャンプシュートの練習に発展していきやすい。
 

まとめ

同じ地区の強豪校でミニバス連盟の方が教えているチームがあるのですが、そのチームのシュート練習を大会の際に見る機会があったのですが皆フォームがきれいで同じ打ち方をしていました。

指導者C
指導者C

俺はシュートフォームにはうるさいよ!!

その指導者にお話をお伺いする事が出来てその様な事をおしゃってました。
また違うフォームでシュートを打つと練習を止めてそれでもダメなら家に帰すこともあるそうです!

まーくん
まーくん

やはりそれくらい徹底しないといけないのか…..。

そう思いました。

実際にそうやって教え込むことでシュートが安定して結果チームの勝利につながり今のような強豪校に仕立て上げたのだと思いました。

しかしこんな実例も聞いたことがあります。

これは実際僕の大学時代の先輩のお子さんのお話なのですが….。

その子は中学2年生にして身長180超、体格もよく将来を有望視されていたそうです。

しかしながらシュートフォームにすこしがあって練習の度に……。

怒る指導者
怒る指導者

なんだお前のシュートフォームは!!

なんどもなんども怒鳴られているうちにその子は‘‘イップス‘‘になってしまいバスケを辞めてしまいました。

うまくなるための厳しい練習、それが果たして子供たちが望んでいる練習であるか僕は少し疑問です。

育成年代、特にミニバス時代は楽しいを優先した方が良いと思います。

楽しければバスケを続けるだろうし上のカテゴリーに行ってもっとうまくなりたいという気持ちが芽生え厳しい練習にも積極的に取り組むだろうと思います。

なので僕はあえて子供たちにシュートは入れば両手でも片手でも自由でいいよと指導しています。

僕の娘はと言いますと……現在6本シュートになってます!!(右手5本の指に左手の親指を1本添える感じ)
しかしシュートははいります!(ある程度!!)

なのでなんにも問題ありません。

もしシュートフォームが良くない上にシュートが入らなかったらその時には少しアドバイスしてあげるくらいです。

やっぱりのびのびとシュートを練習して思い存分バスケを楽しんでほしいので….。

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