退屈しない練習をするには…。
子供たちは基本集中力がない。
すぐに飽きておしゃべりを始めます。
退屈な練習ならなおさらです…。
はい次ボールハンドリング!!
ぐるぐるボールをまわす。
前よりだいぶ上手になってきました。
ドリブルリレー!!準備して!!
ドリブルもだいぶましにはなってきました。
でもやはり時間が空くとすぐにおしゃべり、あくび、座り込む…。
なんか疲れた…
た、た、退屈している……!!
監督として、指導者としてこれほど辛い事はありません。
最高のエンターテイナー
コーチは最高のエンターテイナーでなくてはならない!!
ネットで色々検索している際に見つけた言葉です。
僕はどうにかバスケをうまくしてあげたい。そしてバスケを好きになってほしい。
なによりも心からバスケを楽しんでほしい!!!
なのでネットで見つけたその言葉は僕のバスケ指導の際の金言となっています。
バスケの最高峰NBAで活躍をする八村塁選手。
高校時代にはあの有名は明成高校でウインターカップ3連覇しているのはバスケファンの皆さんならご存じでしょう。
優勝した時の高校時代の八村塁選手がインタビューを受ける際のコメントがとても印象に残っています。
あの激闘の後での純粋な笑顔。
本当に心からバスケが好きで好きでたまらないと言った様子がうかがえます。
インタビューの中にありますが、今まで支えてきてくれたコーチや周りの人のおかげという言葉がありました。
良い指導者の方に巡り合えたのだと思います。
そしてよい指導方法に巡り合えたのでしょう。
僕はまずは楽しむことからだと思っています。
もちろん上手になること、そして試合に勝つことを目標に置いているが決して目的ではありません。
目的はバスケを好きになりもっともっとうまくなりたいという気持ちを芽生えさせる事です。
なので今の状況は僕としては心外であるし全くダメだと思ってます。
どうにかしないといけない!!!
子供たちは基本競い合うことが大好きです。
なのでハンドリング練習もドリブルリレーと組み合わせて競わす形で行うことにしました。
- まず力が均等になるようにチーム分けをしてリレーを走る順番を決める。(走る順番は子供たちに決めさせる)
- 行うハンドリング種目を決めて力の差が均等になるように回数をきめハンディをあたえる。(低学年は回数を少なくする等)
- 負けたチームはバーピー10回等罰ゲーム(変顔等もあり!!)を決める。
そしていよいよスタート。
ハンドリング種目を既定の回数行ってドリブルしてコートの四隅に置かれてコーンをまわってスタート地点にもどってきて次の走者にボールを渡す。
コート片面でもよいがたまたま両面使える際には両面を使い行う。
自然と応援の声が大きくなる。
○○ちゃんがんばってー!!
○○ちゃん、もっと早く早く!
楽しんでいるようです。
もう一回、もう一回!!
ほっといたら何回でもやりそうです。
まとめ
子供たちを退屈させない、退屈しない練習をするにはそのチームのコーチ、監督がいかに子供たちを楽しませる最高のエンターテイナーになれるかどうかだと思います。
それからというものどうやったら楽しんでくれるか。そしてその練習を通してバスケが上達するか考える日々が続きました。
そして思ったのが自分がやっていて楽しくない、工夫がない練習は子供たちがやっても絶対面白くないと言う事です。
面白くないから集中が続かない→おしゃべりする→座り込む→バスケ上達せず……。
かといって楽しく楽な練習ばかりだと体は強くならないしバスケも上手くならない….。
この"さじ加減"が微妙に難しいと思います。
前述しましたが子供は競い合うのがとても大好きなので工夫してそういうメニューを作り出す事だと思います。
バスケを好きになりもっともっとうまくなりたいという気持ちを芽生えさせるために最高のエンターテイナーとなれるように日々頑張りたいと思います。
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