そもそも試合中にはそのような事をやる事はない!!
じゃーなんでボールハンドリングの練習するの?
確かに…。
という事でハンドリング練習についてまとめてみました。
ボールハンドリング練習の目的
味方から来たボールをキャッチ、ドリブルそしてシュート!!
このバスケの一連の流れの根底にはやはりボールをうまく扱えるという条件があります。
そのうまく扱うようになるための練習がボールハンドリングになります。
「キャッチは両手でパスは片手で」というバスケの格言がありますが、ハンドリングの目的は、両手でキャッチして、次のプレイに移る準備をすることなのです!!
また当然ながらボールに数多く触れる事で指先の感覚が研ぎ澄まされてシュートタッチもよくりますしパスの精度も上がります。パスもシュートも最後にボールに触れている部分は指先です。
またハンドリング練習を出来る限り早く、強く行う理由というのは指先の感覚を研ぎ澄ますのは言うまでもなく更に強い指先、強い手首、強い腕を養成する事にあります。
なぜなら…..強い体がないと技術を吸収できないからです。
ボールハンドリング練習内容
1.ボディーサークル
おなかの周りを右回し10回、左回し10回
2.ふくらはぎ周りボール回し
ふくらはぎの周りを右足ふくらはぎ10回、左あしふくらはぎ10回
3.持ち替え前後
ボールを両足の間で両手とも体の前から持ちます。ボールが床に落とさないようにすぐに手を移動させ、両足の間で体の後ろからボールをキャッチ。そしてまた両手を移動させ、体の前からボールをキャッチ。この両手の前後の移動を素早く行い両足の間でボールを連続でキャッチする。これを20回(10往復)行う。
4.持ち替えクロス
ボールを片方の手は体の前から、もう片方の手は体の後ろからで足の間で持ちます。ボールが床につけないように、素早く両手の手の位置を入れかえてキャッチする。(前から持っていた手は後ろから、後ろから持っていた手は前からキャッチ)。そのようにして両手の位置を交互に入れかえ、両足の間で連続でキャッチする。これを20回行なう。
5.肩越しボール投げ上げ
ボールを片手で持ち、体の後ろからボールを前に投げ上げボールを投げ上げた手でボールをキャッチ。これを右5回、左5回行なう。
6.背面キャッチ
体の正面でボールを両手で持ち投げ上げて体の背面で両手でキャッチする。1回でよい。
この6つの項目を女子小学校低学年は1分15秒ぐらい。女子小学校高学年は1分以内を目安に行う。
最初この値を設定した時には….
絶対無理!!!!!!
そー思っていました。
それは自分がやってみてとてもきつかったので小学生、ましてや女子には無理だと思ったのです。
ボールハンドリングドリル
ではどうかというと…..こちらの動画をご覧ください↓↓↓
パフォーマーとして出演しておりますのは我が愛娘(次女現在中学1年生)です。
中学では基礎練習はほとんどやらないらしく全盛期?の小学生時代よりも若干タイムが落ちてますがそれでも1分は切ってきます。
彼女の後輩たちも最初は全然タイムが伸びませんでしたがやりこむうちに50秒近くまでタイムを伸ばして来ました。
練習の時には僕も一緒になってハンドリングドリルを行いますが何とか1分は切りますがこれを3セットともなるとさすがに無理です。
やってみてわかるのですがすごく体力をつかいますし、腕が相当疲れます。体幹も鍛えられます持久力も鍛えられます。
非常におすすめです!!!
まとめ
実際には試合では使う事のないハンドリングですがその目的は、ボールをうまく扱い両手でキャッチして、次のプレイに移る準備をする事です。
実際部員のなかで練習のない日でもハンドリングドリルを行い寝る前にその練習をやるのを忘れていたのを思い出して布団から飛び出してでも毎日欠かさず行った部員がいました。(このお話は父母の方から聞きました)
お世辞にもその子は上手ではなかった…..。
しかし継続は力なり!!!
小学校ではもちろん中学でもスタメンを勝ち取りました。
強い体に技術が宿る。
そう確信しました。
ぜひこれをお読みになっていただいている方で教え子にバスケを上手になってもらいたいと思っている指導者の方がいらっしゃいましたらハンドリングドリル、是非お勧めです。
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